外科生検として見ることの少ない、肝臓の血管肉腫です。
夜間に急に具合が悪くなり、ご家族が連れてきてくださりました。
肝臓破裂による容体急変に、夜間救急チームが状態を安定化し、その後、画像診断専門医がCT読影、麻酔チームがリスクを検討した麻酔プランを提案、外科チームにより腫瘍は切除され、退院されました。
術後2日で病理組織検査により確定診断となり、今後の治療プランが決定しました。
正確で迅速ながんの診断は病理科の病理診断専門医の重大な使命です。大切な命を守るためには、医療チームワークがかかせません。
難しい病気のどうぶつたちが、大好きなご家族とかけがえのない時間を過ごしたいという思いに、チーム医療で全力で取り組みます。