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獣医師クイズ:外科2

【獣医外科クイズ2】

 

クイズの問題

 

Q. 犬で副腎腫瘍(褐色細胞腫)摘出手術を実施する場合、術前から服用しておくと周術期死亡率が低下すると報告されている内服薬はどれでしょう?(2008年のHerreraの論文より)

1. プラゾシン

2. プロプラノロール

3. アテノロール

4. フェノキシベンザミン

 

 

 

クイズの答えはこちらから↓

 

 

 

獣医の外科クイズの答え

 

褐色細胞腫では血行動態が安定せず循環の維持が難しいことなどから周術期の死亡率が48%と非常に高いことが報告されています。

しかし、手術の2-3週間前から非選択的αアドレナリン受容体遮断薬であるフェノキシベンザミンを投与すると、周術期の死亡率が13%まで減少したと報告されています(2008 Herrera)。

副腎腫瘍がある場合、それが褐色細胞腫であることを術前に確定することは難しいため、副腎腫瘍摘出の手術を行う前にはフェノキシベンザミンを投与することがこの論文では推奨されています。

 

獣医師の正答率は58%となりました!

 

前回の外科クイズはこちらから

 

https://vetpedia.jp/2018/09/20/surgery/

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